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娘がアイドル志望! 母親として、説得してあきらめさせるには

 
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 昔から、女の子の夢と言えば「歌手」「芸能人」というのが上位にランクするように、人気の職業です。現在でも若い女性アイドルがテレビで活躍しているのを見ることができますから、小さい子がアイドルに憧れたとしても不思議はありません。

 幼児のうちはそれも可愛らしいですが、小学校高学年や中学生になっても「私、アイドルになりたい」と本気で考えているようだと、親としては悩ましいですね。アイドルになりたがる我が子に、母親と父親は別の視点から感じるところがあるようですが、夢を大切にしてあげたい気持ちと、現実に即した適切な忠告とアドバイスとの、バランスを取るのが難しいでしょう。

 親としても迷いがあるのなら、もう迷う必要はありません。止めるべきです。あきらめるように全力で説得しなければなりません。説得の方法は、二段構えでいきましょう。「絶対にアイドルになれない」ということに加え「アイドルになっても幸せになれない」ということです。

 アイドルになんかなれっこないのは、9割以上の子にとっては自明です。容姿と、スター性との双方が及ばないからです。親の欲目で見てしまいがちですが、正直な物言いをする第三者に聞けば一発です。確かに最近ではAKB48やその派生ユニットなどでアイドルが量産されているので、容姿が偏差値以下のアイドルもいます。その関係で、「あんな子がなれるなら、私も」と勘違いしてしまいやすいのですが、容姿が悪い子は、なんかのコネがあったり、通常の手段以外でその地位を確保している可能性もあるので、一緒に論じられるものではありません。

 では、学校一の美少女だったらどうでしょう? 
容姿的にクリアしていてアイドルになれたとしても、幸せにはなれないのです。アイドルは一生続けられる仕事ではありませんから、いつかは結婚しなくてはなりません。しかし、一旦、芸能界デビューしてしまった人が、カタギの人と結婚できることはまず、ありません。それに加えて、周囲からの妬みは相当なものになり、以前の生活に戻ることはできず、その後の人生を幸せに送るには、並みならぬ運と精神力が必要です。

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