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お笑い芸人がみんな司会者(MC)に憧れる世の中で、一般の人たちも、仲間内で常に「仕切屋になりたい」「会話を仕切りたい」「会話の中心に居たい」と願う人が増えているようです。
これは、能力というよりも性格の問題でもあり、O型かA型以外の血液型では難しい面があります。
会話を仕切るというのは、力で押し切ることではなく、全ての人の発言内容に耳を傾けて、理解していなくてはいけません。つまり、「うわの空」の時間がある人、「興味のない話題だと気が散る」などというような人には無理です。つまり、マイペースのB型や、変人のAB型には、どだい無理な話です。
このことは、幅広い知識と見識も必要ですが、それよりも、知らないことには興味を持つ好奇心と、首を突っ込みたがる姿勢、そして何よりも、「面白くない話でもちゃんと聞ける」という辛抱強さが必要なのです。
ところで、仕切屋が全体の会話を回していると誤解している人がいますが、それは多くの場合間違っています。
会話を仕切っている人は明確な方向性を持っていないことが多く、場当たり的に合わせているだけです。多くの場合、発言量がそれほど多くない別の人が、絶妙なポイントで絶妙な発言をすることで、会話の流れと方向性をコントロールしています。実際、この方がよほど高度な技術を要して、取り組んでみると面白い技術であることが分かるでしょう。
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