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容姿を謙遜したら、自分より不細工な子を傷つけてしまう

 
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 謙遜は、日本人の最大の美徳の一つです。従って、「キレイですね」とお世辞を言われたら「そんなことないです」と言わなくてはならないし、「自分で自分の顔を美しいと思いますか」と聞かれたら「醜いと思います」と答えなくてはなりません。

 しかし、明らかな美人にとっては、これは必ずしも当てはまりません。美人が自分の容姿に関してやたらと謙遜して卑下したら、他の人はどう感じるでしょうか?

 自分が、自分よりずっと美人だと思っている人が、目の前で「私はブスだ」「私は醜い顔立ちで、表を歩くのが恥ずかしい」などとしきりに言っていたら、それこそ自分の立場がなくなり棍棒で打ちのめされているような気分になるでしょう。

 男性だと想像しにくいかも知れませんが、例えば自分が身長160センチで、目の前で170cmの友達が「おれはチビだからもてないし、生きていく勇気がもてない」などと言い出したら、160センチのおれの前でケンカを売ってるのか!と思ってしまいますね。

 このような事情から、美人には、本当は謙遜したいが謙遜できないという悩みがあるのです。謙遜などすると、かえってイヤミになるからそうはできないし、かといって謙遜しないと自信過剰だと言って嫌われる。まさに、美人特有の悩みと言えましょう。

 では、一体どうしたらいいのでしょうか?
 ブスがメイクで美人に化けることができるように、その逆もまた可能です。美人は妬まれて損だと思うなら、下手なメイクで美人を隠し、ブスに見えるようにするというのも、一つの考え方でしょう。

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