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友達の定義 友達かどうかの判定基準

 
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 「友達」の定義は、人により異なることがあるため、曖昧です。人によっては、1回会っただけで友達、同じクラスの人は全員友達などと言いますが、これは極端すぎて、とても同意できるものではありませんね。

 一方で、FacebookなどのSNS上の「友達」も、本来の友達とはかけ離れたものです。

 どんなに社交的で人なつこい人であっても、友達の数には上限があります。なぜなら、金持ちも貧乏人も、明るい人も暗い人も、「時間」に関してはみんな平等です。どの人にとっても有限である1年間365日という時間を、どのようにやりくりしても、千人も一万人もの友達を維持することはできないからです。

 友達というのは、実際に会ったり、連絡を取り合ったり、その人のことを考えている時間があって初めて成り立つものです。ですから、友達が千人以上いるという人は、その中には、大変希薄な人がたくさん混ざっているはずです。概して、友達が百人を超えると豪語する人は、友達の定義が人とずれていると考えた方が良いでしょう。

 また、「旧友」と、現在の友達は区別するべきです。旧友は、昔は仲良かったので、今もまた会えば仲良くするだろうけれども、現実問題として今は会っていない人です。

 さて気になる友達の定義ですが、これはもうハッキリしています。
友達とは、相手がいて成り立つものですから、自分も相手もお互いを「友達だ」と思っていることが要件なのです。片方しか思っていないとしたら、それは友達ではありません。

 しかし、「私のこと友達だと思ってる?」「うん」「よかった、私も」……などと確かめ合うような行為は気持ちが悪いのでやめましょう。

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