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千代田線と常磐線各駅停車は、本数が少ない

 
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 東京メトロ銀座線が日中3分に1本、丸ノ内線が4分に1本、日比谷線が5分に1本に対して、千代田線は6分に1本、つまり1時間に10便しか運行されていません(片道あたり)。後発の半蔵門線が1時間に12本運行されているので、完全に先を行かれてしまった形です。

 東京メトロ千代田線とJR常磐線は、直通運転をしています。常磐線は複々線ですが、千代田線が直通運転しているのは、そのうち緩行線(各駅停車が走る方)です。直通電車は、北千住、綾瀬、亀有、金町の順に停車していきますが、綾瀬までは千代田線なので日中1時間あたり10便、しかし亀有・金町は1時間あたり5便になってしまいます。

 12分に1本となると、都会においては来ないも同然の状態であり、「バスか!?」といいたくなる惨状ですね。千代田線と常磐線各駅停車は完全に一体化しているので、千代田線のうち2本に1本しか、常磐線まで直通しないということなのです。逆に、千代田線に直通しない常磐線各駅停車はありません。

 この仕打ちを見ると、「千代田線の運行本数に足を引っぱられて、
常磐線各駅停車が1時間5便しかないんだ」とも取れますし、「常磐線の便数に引っぱられて、千代田線が1時間10本しか運行されないんだ」とも取れます。一体どっちなのでしょう?

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