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「九州男児だ」と言われて、どう答える・こう答える

 
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 九州地方出身の男性は、いつも困っています。関東や関西など地元を離れたところで生活していると、「出身はどこ?」「鹿児島です」「じゃあ、九州男児だ!」などと言われ、返す言葉もなく窮してしまいます。

 そもそも九州男児には要件はなく、九州出身の男性なら九州男児なのです。にも関わらず、九州男児のステレオタイプとは、一本気で、逞しい、酒豪などというイメージですから、九州出身でこのステレオタイプとかけ離れた男子としては、、困ってしまうのですね。

 「いや、僕は、そんな九州男児みたいなイメージの男ではありません。ご覧の通り、ひ弱で、臆病で、女の腐ったようなものですから」と、そこまで卑下することはないかも知れませんが、それでも、いずれにしても相手の言うことを否定しなくてはなりません。でも、ひ弱だろうが何だろうが九州男児には変わりなく、そういうことを期待されてしまうのです。

 では、自分は本当に九州男児のイメージそのままだ、という場合にはどうでしょうか? その場合もまた、照れてしまいますし、自分でそれを肯定するわけにもいきません。ですから、本人の前で「九州男児だ」なんて言っても相手の立場を悪くするだけなのです。
相手の武勇伝の一つでも聞いた後に「さすが九州男児だ」と言うなら分かりますが、出身地だけで「九州男児だね」なんて言わないことがマナーなのではないでしょうか。
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