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医者や弁護士の友人を持つと心強いものですが、反面、芸術家の友達など、百害あって一利ありません。とくに、しょっちゅう個展を開く友人は、面倒ですね。
まず大前提として、個展に呼ばれたからと言って、行かなくてはいけないわけではありません。イヤなのなら、行く必要はないのです。それに、個展に行くと、新たなトラブルのタネです。「つきあいで」「顔を立てて」「賑やかしに」などと考えて、興味のない友人の個展に行くのは間違っています。「新たなトラブル」とは、次のようなものです。
・作品を褒めなくてはならない
興味のない作品に対して、的確なお世辞を言うのは難しいです。それに、褒めると、次回も行かなくてはならなくなります。
・作品を買わされる
特定の作品を褒めると、買わされる恐れがあるので、注意が必要です。お金もカードも置いていった方が賢明です。
・次回も来ると期待される
一回来ると、また来ると期待され、人数の計算に入れられるようになります。
・帰りにくい
アテンドされてしまうと、帰るタイミングを失い、相手に主導権を握られます。
ですから、絵でも陶芸でも彫刻でも、個展に呼ばれたら断るのが一番なのです。では、どのようにして断れば良いのでしょうか? これはもう、「ドラえもん」に出てくる伝統的な名言がありますので利用しない手はありませんね。
「行きたくない。ウソはつきたくないし、本当のことをいうと傷つけるから」
これを言う勇気がない人は、生返事をしておいて、とにかく行かないことです。
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