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一般に、自慢をやめさせるというのは大変難しいものです。本人には「自慢している」という自覚がないことが多いのです。しかし、自慢することで本人の頭には快楽の脳内物質があふれ出て、周りを不快にさせることと引き替えに、本人はエクスタシーの絶頂を楽しんでいるのです。こんなバカな話がありますか? 何としても、自慢はやめさせねばなりません。
しかし、「もう、自慢はやめてくれない? その分、こっちが不快になるから」と言ったところで、本人は「自慢している」という自覚がないので、改善は望めません。おまけに、上下関係などから、このように面と向かって指摘すると失礼に当たる場合もあるので、難しいでしょう。
相手は、快楽を得るために自慢しています。そこで、自慢をしても快楽を得られないようにしてしまえばいいのです。そのための3原則は次の通りです。
(1)話のコシを折ること
基本ですね。適切な相づちや、「それで?」などというセリフは禁物です。むしろ、話の本筋でないところについて質問したり、話の枝葉末節を捕まえて会話の主導権を奪い、自分の話をしましょう。
(2)もっとスゴイ人の話をすること
宝くじで100万円あたった自慢をされたら、1000万円当たった知り合いの話をしましょう。海外旅行の自慢をされたら、宇宙旅行に行った友達の話をしましょう。架空でも良いのです。自分の話が「凄くない」となると、話す気を失ってきます。
(3)笑うはずのところで怒る、怒るはずのところで笑う
「話の内容を聞いてません」というアピールとして、こういった小ワザも有効です。
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