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友達の不妊の愚痴を聞くのがイヤ、聞かされたくない

 
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 人のグチを聞くのは快いものではありませんが、なかでも、不妊に関するグチというのは大変にタチが悪いものです。「子供ができない」「子供が欲しい」「子供が居る人がうらやましい」に始まって「私は遺伝子が残せない」「障害の一種だ」などとエスカレートすればとどまるところ知らず。

 自分が子供が居る身ですと、不妊のグチはなんだか聞いてると責められているように感じることがありますが、それは実際そうなので、妬みは、しかと受け止めて上げる必要があります。

 一つの方法は、「いつかできるよ」と無責任なことを言うことですが、あまり良い作戦ではありません。そんなことを言われても相手は納得しませんし、何しろ、言った本人がその無責任さを知っていますから、心が晴れません。

 もう一つは、具体的な作戦を示すことですが、不妊治療についての知識は専門性が高く、不妊と無縁の自分には無理。

 こういう不妊のグチを聞くコツですが、
悲しい物語をタダで聞かせてもらって得をしていると考えましょう。難病のドラマや、悲劇の物語を、人は、お金を払ってまで見ることもあるのです。ですから、このときはもう、一緒に泣くつもりでどっぷりはまって聞く。そうすれば、友達にも感謝されるし、あなたは当事者ではないのですから劇場を出た後と同じく、後を引かず普通に生活できます。

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