バブル華やかりし頃の就職活動といえば、企業がお金を出して学生を接待し、豪華な食事や宿泊までに預かることができ、それこそ豪遊といってもよい状態だったといいます。就職氷河期の現在では、考えられないことですね。 とはいっても、就職活動、採用活動は、どうしても個別に会社の外であって話を聞いたり面会したりということで、喫茶店のお茶代から、昼食代、夕食代がかかることがあり、これを自分で出すべきか、先輩やリクルーターの好意に甘えるべきかは大変悩ましい問題です。 まず間違ってはいけないのは、最初から出す素振りも見せずに「ごちそうさま」というのは絶対にNGだということです。 自分で探し出したOBであっても、会社の採用部門に報告している可能性が高いので、気をつけて接しましょう。基本は、3回固辞しても「払う」と相手が言ったとき、初めて、好意に甘えるというものです。 リクルーターの場合には、見栄もありますから、「会社から経費で出るから」 などと言っていてもウソの場合もあります。リクルーターは多くの学生と会うので、全てを自腹では気の毒な話です。できるだけ自分で負担した方が良いでしょう。