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東京駅の新幹線ホーム(JR東日本)は、増設必要

 
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 東京駅は、東海道新幹線のみならず、東北新幹線とそれに乗り入れる上越新幹線・北陸新幹線・山形新幹線・秋田新幹線のターミナルとなっています。しかし、東北新幹線が上野から東京駅まで延伸した際に、東海道新幹線の3面6線あるホームのうち1面2線を共用とさせてくれないかとJR東日本がJR東海に打診した際、断られたという経緯があります。当時は東北新幹線はなんと1面2線で列車をさばいていましたが、今でも2面4線でさばいています。

 こんなことでは、東北新幹線の北海道延伸や、すぐ先に迫っている北陸新幹線の金沢延伸後は、破綻を来すでしょう。乗客の快適性の面からは、すでに破綻しているといっても過言ではありません。

 始発駅というのは、乗客よりも列車が先にドアを開けて待っていて、客は待たずに座れるものです。ヨーロッパのターミナル駅や、往年の上野駅、そして現在の東海道線東京駅ですら、そうです。

 しかし、東北新幹線では狭いホームに乗客が「先発」「次発」まで列を成して並び、新幹線列車が到着して清掃が終わるのを待たされ、ようやく乗れたと思ったらすぐに出発です。こんなの、長距離列車の始発駅のやることではありません。乗るだけでくたびれてしまいます。

 よって、どんな投資をしてでも、このホームは倍以上に拡充するべきです。
在来線の上に2階建てで作ってもいいし、東海道線のホームを1つ撤去しても良いでしょう。上越新幹線の新宿延伸によって分散させる手もありますが、これもこれでいろいろ問題がありますから、とにかく国家交通政策の緊急課題として、東京駅の新幹線ホームを拡充するべきなのであります。

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