楽しく読めて役に立つ、オール書き下ろし記事でお送りする新しい事典
「なるほど事典」は、毎日早朝7時前から新着記事をリリース。通勤・通学のおともに、ぜひブックマークを!
>> 連休が終わるのが怖い。後半は生きた心地がしない。
>> 退屈で死にそう

内定先に年賀状は必要?[就活 虎の巻]

 
スポンサーリンク
 就職活動が混迷を極める近年、企業からの内定を得た学生が、入社前にあたる正月に、内定先企業に年賀状を出すべきかどうかで迷っている姿が目に付きます。

 果たして、年賀状は出すべきなのでしょうか?

 内定先企業への年賀状は、ズバリ、不要です。理由は次の通りです。まず、内定を出してしまった以上、年賀状を出さなかったからといって内定が取り消されることは、あり得ないことです。要するに、出さないことのデメリットは全くないのです。

 しかし、採用担当者への感謝の気持ちを表すために出すという理屈があるようですが、これもあたりません。年賀状は、感謝の気持ちを示すものではなく、単なる新年の挨拶です。感謝の気持ちは内定直後に伝えれば十分です。また、その後の人事上の取扱を有利にしてもらいたい意図があるなら、無駄です。はっきりいって何の効果もないでしょう。

 それでも、これから毎年、出し続けるつもりがあるのなら、
個人的に出すのも良いでしょう。しかし、内定者は、4月から社員になるのです。社員になってしまったら、職場宛に出すのはおかしいですから、自宅に出さねばなりません。しかし、近年では上司・部下など社員間の年賀状のやりとりは禁止されている企業もあります。

 こう考えると、出すことのメリットより、出すことによるデメリットの方が大きいのではないでしょうか。

スポンサーリンク
は編集部のオススメ記事です。