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上司より先に帰るときの挨拶、コツと口実

 
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 まず先にお断りしておきますが、本来、上司より先に帰るのは悪いことでも何でもなく、悪びれる必要は一切ありません。時間が来たら堂々と帰ればよいのです。帰られて困る場合は引き留めるのが上司の仕事であり、そこを部下から気を遣う必要はありません。

 しかし、実際問題としては、日本的企業風土の中で、上司より先に帰るのは気が引けるのも仕方がありません。帰った後は、陰口を叩かれている可能性も高く、それがいやなら最後まで残るしかないでしょう。

 ここは、逆に毎日上司より早く帰るように心がけて、「早く帰る奴だ」と思ってもらった方がトクです。いつも遅くまでいる人がたまに早く帰ろうとするとかえって目立つものです。

 先に帰るときには、いずれにしても悪びれず当たり前の顔をして、爽やかに挨拶をして帰るのがコツです。挨拶は、「お先に失礼します」ですが、明日につながるようなトーンで言うことができれば一番良いでしょう。

 ここで言い訳がましいことを言う必要はないのですが、呼び止められて「何か用事でもあるの?」と残業を言われるのではないかというシーンでは言い訳も必要になってきます。ここは一気に、絶対に引き留められない口実を言いましょう。買い物や習い事はもちろん、デートや飲み会などを言い訳にした場合も「仕事とプライベート、どっちが大切なんだ!?」と凄まれる可能性があります。

 このように凄まれたら、絶対に「仕事」と答えてはいけません。
自分の言ったことが、その後ずっと響いてきます。「プライベート」と答えるのがベストですが、勇気がない場合は「どっちもです」と答えましょう。

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