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ブラック企業との報道続くユニクロ、就職希望者いるのか

 
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 業績面では快進撃を続ける、ユニクロことファーストリテイリング。ここのところ、ユニクロはブラック企業であるとの指摘や報道が相次ぎました。もはやすっかり「ユニクロはブラック」というイメージが定着してしまった感があります。こんなことで、来年以降の新卒就職希望者がいるのでしょうか?

 もちろん、どこにも採用してもらえない内定ゼロの人たちは、ワラにもすがる気持ちでユニクロであっても就職したいと考えるかも知れません。ユニクロが、他社よりも遅くに採用活動を行なうのなら、どこにも内定をもらえなかった負け組学生達が受けることができます。しかし、そういうわけではないので、「他にどこも受からなかったときのために、ユニクロも受けておくか」という決断が早期に必要なのです。

 これは何も、ユニクロに限った話ではありません。ブラック企業は総じて、大量採用・大量離職が前提ですし、社員には従順さこそ求めても能力は求めないので、まっとうな会社に比べればはるかに入りやすい傾向にあります。ですから、滑り止めには打って付けであると言えますが、そんなことで一生を棒に振ることは、おすすめできませんね。

 ですから、滑り止めにブラック企業を受けるぐらいであれば、
背水の陣を敷いて、まっとうな企業だけを受ける方が良いでしょう。安易な考えでブラック企業に就職する人がいるからこそ、ブラック企業があとを絶たないとも考えられます。そして、就職活動を通じて、どういう会社がブラックでどういう会社が働きやすい会社かを見抜く目を養って下さい。それには、「採用してもらう」というだけの考え方ではなく、「自分からも企業を選ぶ」という姿勢が大事で、いくつも会社を見れば「こっちから願い下げだ」という会社がいくつもあるのが当然です。

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