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ユニクロの売上成長鈍化 完全に頭打ちで頭を抱える社長

 
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 ユニクロの売上げが、頭打ちになっているようです。これまでの急成長を考えれば無理もない話ですが、ユニクロを展開するファイーストリテイリングの売上は、1兆円を超えそうだと言うことだが、ユニクロ既存店の売上高は2年連続でマイナスを記録した模様。しかし、柳井社長は2020年に売上5兆円を目指すと鼻息が荒いが、実態は、頭打ちと言うところです。

 東京・新宿の三越跡地には「ビックロ」などという奇っ怪な店を出店したが、店を増やせば売上が増える状態はもうとっくに終わっていると見るべきでしょう。あなたの家の近くにも、通勤経路にも、行きやすいユニクロは3個や4個はあるはずです。

 大前研一は、ユニクロ衣料をみんな一通り買ってしまった今となっては、摩耗して着られなくなったものを補充するだけしか買わなくなるから、普及期のような売上は得られないという指摘をしています。

 対照的なのは、携帯電話で、普及は十分にしているものの、絶え間ない機能改善といびつな料金体系により、常に買い換え需要を刺激していて、普及が売上を妨害しないビジネスモデルを築き上げています。

 ユニクロも、高品質でありながら1年で飽きの来るデザインを開発し、
毎年買い換えてもらうような工夫が今後は必要になってくるのかも知れません。

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