腕時計なんて、機能で言えば5,000円以下のもので十分です。多少の品格と世間体を考えたとしてもせいぜい30,000円まで。しかし、この違いは、そうそう見抜けるものではないので、5,000円以下で十分です。

　にもかかわらず、何十万円もする時計を何個も持っている男性。そういう人にひかれる女性もいるかも知れませんが、いざ結婚相手として見たときには、どうのように捉えるべきなのでしょうか。

　まず、高い時計を買えるぐらいの収入があるということは素直に受け止め、メリットと考えると良いです。しかし、ローンで買っていたなら、事情は変わります。ローンを組んで不要なもの（＝高い腕時計）を買うのは、尋常な行為ではありませんから、浪費癖ありと見るべきで、結婚相手には向きません。

　自己顕示欲、金持ちアピールとしてそういう時計を買っているのでしたら、性格が悪いので、結婚はお勧めできません。特に、「安物の時計を買っている人」を軽蔑したり哀れんだりしているようなら最悪ですので、それとなく聞いてみましょう。

　自分は時計が好きだから、という単なる趣味と割り切って買っている人なら、 価値観の違いに過ぎませんから、性格が悪いとかそういう問題にはなりません。しかし、モノへの執着が強いということですので、やはり先々に心配はあるでしょう。