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山梨県に旅行するなら、甲州産ワインしか飲めない!?

 
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 山梨県は、東京都隣り合っていてはいるものの険しい山岳地帯で、清里・小淵沢などの高原リゾートから、富士山周辺など観光地が多いのが特徴です。また、山岳地帯だけあって良質な温泉も多く、中央本線や中央自動車道でのアクセスも良く、恰好の週末旅行の目的地であると言えるでしょう。

 しかし、1つだけ注意する必要があることがあります。それは、多くのホテル・旅館や観光施設で、ワインと言ったら甲州産ワインを中心とする県産ワインしか置いていないことがほとんどだということです。残念ながら輸入ワインは飲ませてもらえないのです。

 この「甲州産ワインのゴリ押し・押しつけ」はワイン愛好家には評判が悪く、自宅からボルドーやブルゴーニュなどの好みのワインを持参したり、そもそも旅行の行き先から山梨県を外す人もいるほどです。

 日頃ワインを飲まない人からすれば、山梨県に行ったときくらいワインを飲むかということで地元のものでも構わないでしょう。しかし、日本のワインの味は、
大きく進歩したとはいってもフランスやイタリアには遠く及ばず、気候や風土の関係から今後も追いつくことはあり得ません。地元のワインしか飲ませないという姿勢は、ワイン愛好家をバカにしているとしかいいようがありません。

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