横浜といえば、中華街・みなとみらい・元町・山下公園など、観光スポットが目白押しで、ショッピングでも飽きない魅力ある街ですね。地方から東京へ旅行に来たときにはぜひ押さえたいスポットですが、今回は、高速バスで新宿に着いた場合、どのように横浜まで行けばよいかを、考察してみます。

　まず、最も新しくできたルートである、「湘南新宿ライン」を利用する方法が挙げられるでしょう。駅数も少なく、渋谷・恵比寿・大崎・西大井・武蔵小杉・新川崎です。所要時間は短く乗換もないのですが、湘南新宿ラインを利用する最大の難点は、日中で１時間に４本しかないフリケンシーの低さと、全線がJRな上に遠回りであることによる運賃の高さ。必ずしもオススメではないのですが、JR新宿駅の高速バスターミナルからは、湘南新宿ラインの乗り場が比較的近いので、その点では便利でしょう。

　従来もっとも使われていたと思われるのは、 渋谷まで山手線で行き、渋谷から東横線に乗り換えること。渋谷は東横線の始発駅なので、１本待てば必ず座れますし、私鉄なので運賃が安い。また、東横線は湘南新宿ラインの開業後は、対抗して、「特急」の設定を始め、渋谷・横浜間を25分で結んでいます。所要時間でも引け劣らないですね。

　ちなみに、横浜で観光スポットといえば、JRでいうと、みなとみらいは桜木町駅、山下公園は関内駅、中華街や元町は石川町が最寄り駅で、結局は横浜駅で根岸線に乗り換えねばなりません。東横線は、そのまま乗っていれば、みなとみらいや元町・中華街の真下に電車が着くので、その意味でも便利です。