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博多一風堂の食中毒さわぎ

 
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 とんこつラーメンを全国各地に展開する、今や有名チェーン店である「博多一風堂」の、博多総本店が食中毒事件を起こしてしまいました。なんと営業停止処分を受けるまでに至ったというから、驚きです。

 記事によれば、食中毒の症状を示したのは客5人と従業員1人で、入院者は一人。黄色ブドウ球菌が原因のようです。

 この騒ぎで、一部の厨房機器の入れ替えや、床の塗り替えなどを行なうということですから、騒ぎの大きさが見て取れます。

 ラーメンのように暖かい食べ物で食中毒とは不思議な感じもしますが、スープなども70度ぐらいの温度で何日も交換しなければ、カンピロバクターやウェルシュ菌などが増殖しかねません。生ものを扱わないように見えても、案外危険なのです。また、もやしは加熱不十分だと大腸菌などの汚染がありますので、注意が必要です。

 今回は、黄色ブドウ球菌ということですから、黄色ブドウ球菌に感染していたか、とりわけ、手をケガしたままで調理していたスタッフがいた可能性が疑われます。食中毒は飲食店にとって時に致命傷となりますので、手をケガしたら仕事を休む、ということを徹底するべきでしょう。

 ニュースの衝撃で、一風堂各店はしばらく、客足が遠のき閑古鳥になってしまうかもしれません。
しかし、あの美味しいラーメンを提供し続けるためにも、衛生管理を万全にして、頑張って欲しいものです。

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