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ステマか本物のクチコミかを区別するには

 
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 ネット上のありとあらゆるクチコミは、信用できなくなってきました。ステルスマーケティング、いわゆる「ステマ」が横行しているという事実があきらかになったからです。ステマと言うと聞こえはよいかも知れませんが、単なるヤラセ、サクラに過ぎません。読む方からすれば「意味がない」どころか「有害な情報だ」と言えます。

 例えば飲食店のクチコミだとしますと、本当に良い店を見つけたら、宣伝したくなるでしょうか? 混雑するようになったらイヤだと考え、あまり積極的に人に教えないようにする方が普通です。まして、親しい友人になら勧めたくもなりますが、不特定多数が見るネット掲示板や口コミサイトで宣伝することなど、何のトクもないからです。

 従って、友人・知人からの本当の「口コミ」は、友人のために勧めてくれる有益な情報です。一方で、不特定多数が相手のネット上の「クチコミ」は、読む人のためではなく、単にお店のために書いているのです。ですから、ステマであろうが無かろうが、視点は客ではなく店側にあり、店によかれと思って書いているという以上は、同一視しして差し支えのないものです。

 クチコミには、マイナスの情報もあります。不潔だったとか、サービスが悪かったとか。この手の情報の方がむしろ信用できますが、店に逆恨みしている偏執狂の人が繰り返し書いているケースもありますので、良く見極めましょう。

 また、不特定多数に向けて良い店を紹介している、ステマでない善意の記事
があるとすると、「好きなんだけど客が少なくて潰れそうな店」の場合です。この場合、何とかお店を宣伝してお客さんを増やさないと、自分も困るからです。

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