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雪に弱い中央本線、リニア開通で三セク化・廃線も近い?

 
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 2014年2月の大雪で長期間普通となり、中央本線の雪に対する弱さが露呈しました。中央本線は山梨県内の基幹鉄道なので、止まってしまうとかなり痛手です。

 しかし、中央本線はもともと脆弱な路線です。八王子から勝沼に至るまでは正に山岳鉄道といって良いほど険しいところを通ります。元もと災害には弱いと言えます。

 さらには、諏訪湖付近では単線区間が残ることや、実質的に中央東線と中央西線に運転系統が分断されていることなどからも、JRのやる気のなさがうかがえます。

 というのも、かなり前から中央本線には、リニアモーターカーによる新線(通称・リニア中央新幹線)を通す構想があり、こうなると中央本線はゆくゆく、三セク化から廃線への道を辿る可能性が濃厚だからという事情がはたいているのでしょう。

 大月まではまず安泰と考えられますが、甲府はリニアの新駅からバスで行けば十分ですし、松本は、空港もあるほか、長野新幹線経由で長野駅から篠ノ井線にリレー快速を走らせれば良いわけです。

 当然、そんなことになると、甲府や松本の住民や、
小淵沢や清里・蓼科などのリゾート地の関係者は大変不便を強いられますから、これらの人たちはリニアの建設にはできるだけの反対をしておくべきでしょう。

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