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ランチ客単価1,000円の壁でつまづく飲食店経営者

 
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 飲食業においてランチタイムは、設備と従業員の効率利用につながり、また安定収入をささえる重要な要素です。また、ランチで利用して店の良さを知り「今度は夜も来てみようか」となりますので、宣伝的にも大変、価値があります。

 そんな中で、ランチタイムに客単価千円以上を確保することに固執する余り、店の経営に行き詰まりを感じる経営者(オーナーシェフ)が増えているといいます。

 はっきりいって、平日のランチであれば、サラリーマンやOLにとって、1,000円でも高いと感じるのが実状です。800円以下であれば気軽に利用できますが、1,000円となると、「プチ贅沢」になってきて、月に数回のイベントにしかできません。その数回の贅沢ランチを、たくさんの飲食店で奪い合っているのが現状だというのです。

 本当は、客単価を上げるのではなく、回転率を上げる方が効果的です。
コーヒーやデザートをつけず、700円のランチを出し、また300円程度のランチビールを出して客単価を確保し、30分程度で帰ってもらって、次の客を入れるのが理想です。そのためには、客層をOLではなく中高年の男性にしぼる必要があり、ディナータイムの店のコンセプトと合わなくなってくるという悩みが出てきます。

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