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病気で会社を欠席 連絡はメールでOK?

 
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 体調が悪かったり、急な都合で、会社を休まなくてはならなくなることがあります。こんなとき、電子メールで上司に連絡をするだけで良いのでしょうか?

 まず、明示的なルールが会社にあればそれに従うべきです。それは当然です。しかし、休暇はあくまでも事前に申請することが前提となっている場合が多く、急病などで突然休む場合のルールは明文化されていないことが多いのが実状です。

 電話でないと失礼、とする批判は的外れです。失礼云々でいうなら電話も十分失礼で、本来なら面会して伝えるべきだからです。しかし、体調が悪いのに面会に行くのでは休む意味がありません。

 休暇は、一般的に、申請して、許可されれば採れるという性質のものです。もちろん労働者の側に有休取得の権利はありますが、日程を調整する権利が会社にはありますので、無条件に労働者の希望を聞き入れなくてはいけないわけではありません。ですから、電話をして「今日、休ませて下さい」「分かった」などのやり取りがあれば休暇は認められたと言えます。

 しかし、メールの場合は、上司から「休暇を認める」という旨
の返信があるまでは、無断欠勤と同じ立場に立たされることになります。メールで伝える場合は、出勤時刻までに上司から返信がない場合、電話をして確認するべきだ、というのが建前になってきます。実際問題としては、メールをした上になかなか返事がないからといって電話をかけるのでは、余計に失礼かも知れません。

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