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消費税が導入され、間もなく税率が3%から5%に引き上げられ、その時代が長らく続いてきました。その関係から、1.05のかけ算に慣れすぎてしまい、1.08の計算にはついて行けそうにないとの声が多く聞かれます。
確かに、2,100円とか、63,000円とか、見ただけでも税込だなと分かるような金額もあり、これは私たちの頭がいかに1.05の世界に適応してきたかの証拠とも言えます。
しかし、8%というのは、かけ算してもきりの良い数字にならなくなってきます。100円であれば、108円になり、1円玉が必要となります。60円だと64.8円など、小数点以下の端数が出るケースが続出するでしょう。
ここで、そろばんや、公文式などを幼少の頃からやってきた人たちは、当然、暗算が得意ですから、強みを発揮できます。一方で、計算が苦手な人は、ここで多少の小銭をちょろまかされたとしても、気づかなくなってしまうかも知れません。
そこで、お勧めなのは
もう税率は10%なのだと考えてしまい、2%はおまけとして戻ってくると考えたら良いのです。12,000円の買いものをしたら、税金は1,200円。この計算は簡単です。13,200円よりはちょっと安い、ぐらいに考えておけば、何だかトクをしたように感じられることもあるかもしれません。
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