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年賀状に手書きメッセージは不要、妙な強迫観念にとらわれる必要なし

 
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 最近は少なくなりつつある、ハガキの年賀状ですが、これについて昔から妙なことを言う人がいます。「年賀状には、1枚1枚、手書きのメッセージが無くてはいけない」「手書きのメッセージのない年賀状は出す意味がない」などという説です。驚きですね。

 ところがこの珍説があまりにもまかり通ってきたあまり、年賀状に1枚ずつ一言メッセージを添えなくてはいけないという強迫観念にとらわれて、「年賀状うつ」になったり「年賀状そのものを出さない」「投げ出す」などといったことになりかねない状況です。

 はっきりさせなくてはいけないのは、年賀状はまず出すことに何よりも意味があるということです。挨拶と同じです。近所の人と会ったときに「おはようございます」「こんにちは」と挨拶をするのと一緒です。そのあとに気の利いた会話を続けるのでなければ、挨拶をする意味がないのですか? そんなことはありませんね。挨拶しないことの非礼の方がずっと大きいはずです。

 加えて、一言メッセージは誰に何を書いたかを記録に残しにくいという問題があります。それに、何を書くかに窮して「元気ですか?」などと質問文を書くバカもいますが、これに返事をすることは難しいので、無理して手書きメッセージを書いてかえって失礼なことになっているとも言えるのです。要するに、書きたいことがあるときだけ書けばいいということです。当たり前ですね。


 堂々と、手書きメッセージのない年賀状を出しましょう!

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