
カギをつけることはデメリットだらけで、メリットなど何一つないように思えるかも知れません。
しかし、カギをつけてやらないと、内側から変な小細工でロックをしたり、自分でロック機構を作ろうとする子供もいるでしょう。それに、子どもが親に見せたくないものは、親にとっても見たくないものであったりもします。一日中カギをかけているのは問題かも知れませんが、入って欲しくないときだけ鍵をかける、というのであれば、あながち悪いこととは言えません。
親に隠し事をするというのは、自我の目覚めでもあり成長の証とも言えます。 何も悪事を隠しているのではなく、「恥ずかしいこと」を隠すのであればそれは当然です。部屋のドアに鍵をつけてやらないなら、カギ付きのロッカーか引き出しぐらいは与えてやった方が、子どもの健全な成長にとっても、マイナスとはならないでしょう。