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 不妊のカップルは、他の夫婦には到底想像も着かないような地獄の日々を送っているものですが、その中の一つに、夫婦喧嘩があります。これが、不妊の一番の怖さの1つでしょう。

 夫婦とは本来は不妊と戦う戦友であるはずなのですが、この辛い戦いの中で、ケンカをしてしまい、また、見せなくても良かったはずの自分の一面、弱さ、醜さ、そういったものが出てしまいます。逆境の中でこそ人間の本性が分かるとは言いますが、不妊そのものがその人の本性を醜く変えていき、そして、それを配偶者にさらけ出してしまうことになります。

 こうして、夫婦喧嘩は絶えず、愛そのものも薄らいでいきます。これが、不妊夫婦の現実というものです。

 しかし、全ての不妊夫婦がそうだとは限らず、
(1)どちらか一方が、子作りにそれほど執着していない場合(2)二人とも淡白な性格の場合など、不妊にめげずに夫婦仲むつまじく生きている例もないことはありません。

 これからの時代は、不妊ということと良く向き合いながら、自分が結婚した後に不妊と戦うことになったときに対する心構えを、若いうちから考えていくことも必要になってくるでしょう。

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