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不動産は高価な買いものですからよくよく検討して後悔のないようにしなければいけません。しかし、どんなに慎重に選んだとしても、その時点では分かりようのないこともあります。その筆頭は、たとえば、タチの悪い隣人などでしょう。
失敗したら売ればいい、なんていう考えが甘いのは言うまでもありません。手放したくなるような悪いマンションに、買い手が付くはずがありません。また、マンションの売却は、ローン残債や手持ち資金との兼ね合いで、安くたたき売ることができないので、本当に一生の足かせになってしまうのです。
モデルルームの雰囲気に酔い、すでに持っている友人を羨み、営業の人に騙されて契約してしまう。これが、人生のターニングポイントであり、取り返しのつかない失敗の始まりなのですね。
近隣トラブルは運でしかないと書きましたが、最近では、中国人などの外人がマンションを購入するケースも多く、トラブルの起こる可能性は各段に増えていると言って良いでしょう。一生に一度の買いものに、こんなバクチの要素があり、しかもババを引く可能性が高いとは困ったものですね。
しかし、マンションが欲しかったのなら、どうせ「買わない」という選択はできなかったのです。買わなければ「欲しい」という不満がつのってしまい、同じく不幸だったでしょう。結局のところ、
「マンションが欲しい」といい思いが不幸の始まりなのですね。
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