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学校における部活動というのは、日本独特の習慣で体育会系的文化の温床となっています。その中でも、運動部は「部長」になりたがる人がいる一方で、文化系の部活では、部長は雑用係的な要素が大きく、部長を引き受ける人がいないといったことが起こりやすいと言えます。
また、自分の学年に、部員が自分しかいなければ、当然のように1年は部長を務めなくてはならなくなります。
しかし、部長などやっていると、受験勉強にも差し障りますし、昨今では就職活動においても「部長」アピールは効かなくなっているといいます。おまけに、部員が2~3人しか居ない部活の部長なんて、アピールするだけみっともないですから、まったくの「なり損」と言えますね。
まず、自分と同学年の部員がいない場合は、部長になりたくなければ、早めに退部しておくに限ります。それがイヤな場合でも、部長は3年がなると決まっているわけではないので、下級生でやりたがっている人がいたら押しつけてしまいましょう。
同学年の部員がいるのに押しつけられそうになったら、それは政治的闘争に負けているということです。
早くからその動きを察知し、別の人に押しつけられるように器用に振る舞わなかった自分の負けなのです。部活動は、そのようなことの練習の場でもありますから、人間関係には常に敏感になっておくべきでしょう。
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