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読書感想文のネタがないときの書き方

 
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 日本の国語の授業には、書きたくないのに読書感想文を書かせるという悪しき習慣があります。作文は創作意欲が湧いたときに書いてこそ意味があり、書きたくないのに無理やり書かせても何の意味もないのです。単に「読んだ証拠」として感想文を書かせるのは愚かなことです。

 それはさておき、感想なんて全くない本について読書感想文を書かされることは実際には多いので、書き方とコツを身につけておくことは重要です。

 あらすじを書いて、「面白かったです」と付け加えるのは一つの方法ですが、ガキっぽいので、良い点はもらえないでしょう。

 そもそも、面白くない本については、あらすじさえ覚えてない、頭に入っていないことが多いものです。そういうとき、全体に関する感想ではなく、部分に対する感想を書くという手があります。この方法ですと、本を最初から最後まで読まなくても、途中の5~6ページだけを熟読し、なんとかそこの部分を広げて感想を書くのです。

 小説や物語の場合は、登場人物の言動を捕まえて、「私ならこうする」という方向に持って行くと、
まとまりが良く刺激的な感想文を仕上げることができます。あるいは、登場人物の描写に対して、「私ならこう思う」などと書くのです。この方法は、本をきちんと読んでいなくても自分の頭で考えたことを書けばよいので、書きやすいですし、批判的な内容や建設的な内容になるので、先生にとっても読み応えのある作文になるのです。

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