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ワインを飲むと頭痛が起きる……という体質の人がいるようです。読売新聞のサイトの記事の情報を紹介します。頭痛の原因として、ワインに酸化防止剤として添加されている亜硫酸塩(SO2)が作用しているのではないかという説があるようです。酸化防止剤自体は古くから使われていて安全だとされているもので、フランスでは添加が義務づけられているほどのものですが、これが原因だというのですね。
しかし、そうではなく、醸造の過程で生成される、ヒスタミンとチラミンが原因かも知れないという説もあるようです。また、グリコプロテンという物質が、アレルギーを起こすらしいと言う話もあり、正に諸説入り乱れている状態ですね。
頭痛そのものは、ワインでなくても
起こりますから、これは一般的に飲酒によって起こる浸透圧による頭痛だけという考え方もできるでしょう。
亜硫酸塩が原因であるならば、亜硫酸塩を酸化させてしまえばよい、つまり、十分なでキャンティングをすることで、空気に触れさせ、酸化防止剤として添加されている亜硫酸塩を酸化して無毒化してしまおうという考え方です。
ちなみに、ワインによるアレルギーは8%もの人で起きるということなので、これもけっこうな割合だと言えます。とにかく、体質にあったワインのたしなみ方を考えたいものですね。
は編集部のオススメ記事です。