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「家に遊びに来てね」という言葉は、本気のこともあるし、社交辞令のこともあるので、注意が必要です。下手をすると、「社交辞令を真に受けた迷惑なやつ」というレッテルを貼られてしまうことがあります。困ったものですね。
まず、転居を知らせるハガキ(引っ越しましたハガキ)に書いてあるこのセリフは、かなりの割合で、社交辞令と見るべきです。というよりも、引越のハガキにこのように書くのは、年賀状に「おめでとうございます。」と書くのとほとんど変わらないレベルで、別に新年が格別めでたいと思っていなくても書くのと同様です。ましてや、手書きでなく印刷で書いてある「お近くにお越しの際はお立ち寄り下さい」というのは、全く意味のない無視して良い枕詞みたいなものと心得た方が良いかも知れません。
遊びに行くには日程を具体化しなくてはいけないわけですが、「遊びに来てね」「いつにする?」といきなりこちらから具体化するようでは、社交辞令を振り分けることができません。目安として、「遊びに来てね」を相手が3回言ったら、本気と見て良いでしょう。
初回の「遊びに来てね」に対しては、
「あ、はい、ぜひ」等と答えて様子を見ましょう。「土日とか忙しい?」とか、相手から具体化の話を出してくれば、これは乗ってもよい誘いです。
具体化の話がなければ、「ときどき、お知り合いとか、遊びに来てるんですか?」と質問して、その人が社交辞令で言ってるだけで実際には人なんか呼ばない人なのか、しょっちゅう呼んでいる人なのかが分かります。
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