「なるほど事典」は、毎日早朝7時前から新着記事をリリース。通勤・通学のおともに、ぜひブックマークを!
部活は、帰宅部。堂々と、面接で言おう [就活 虎の巻]
日本の就職活動では、学生側にも採用側にも、3つの強迫観念があるといいます。それは、「部活を頑張っていた」「リーダーだった」「文武両道である」の3つのアピールが必要だというものです。しかし、このいずれも世界標準から見ればいささかピント外れで、日本社会がグローバルスタンダードに合わせて変革していくことが望まれます。
しかし、現状では、そんな日本ですから、面接では「学生時代は何に打ち込んでいましたか」「はい、部活で○○をやっていました」とアピールしたくなるのは仕方がありません。部活をやっていなかったなんてこれほど恥ずかしいことはない、面接に不利だ、と思ってしまうようです。
ですが、本当はこう言うときにごまかしたり、代わりに習い事やボランティア活動などをアピールせずに「自分は帰宅部だった」と堂々と言いたいものです。帰宅部は恥ずかしいことではありません。自分は名誉の帰宅部だと肝に銘じ、自信たっぷりに振る舞うのが正しいのです。
あなたは、どうして部活をしていなかったのですか? 部活がバカバカしかったからですか? 興味を持てる部活がなかったのですか? 本当はやりたい部活が自分の学校になかったのですか? 家に帰るのが好きだったのですか? 家で何をしていたのですか?
日本の部活は実は本当にバカバカしいもので、この妙な文化は世界では笑いものだという指摘もあります。
ですから、バカバカしいと感じるのは実は正常なことで、反骨精神から部活に入らないというのも全然ありなのです。
どうして部活がバカバカしいと感じたか。それを説得力を持って示すことができれば、採用側はあなたに興味を示さずにはいられないはずです。
は編集部のオススメ記事です。