タクシー運転手は、異業種からの転職組の多い職業で、若い頃からずっとタクシー運転手という人は意外に少ないものです。ですから、結婚後にタクシー運転手に転ずる人が多い一方、結婚適齢期にタクシー運転手として働いているケースは少数派かも知れません。 タクシー運転手は、束縛が少ない一方で歩合給でやりがいがあるという見方をされることがあります。しかし、24時間交代制などの過酷な勤務態勢を取っていることがあり、基本的にキツイ商売です。しかも、どんなお客が乗ってくるか分からず、お客の要求で次にどこに移動しなきゃいけないかも分からないのです。怖そうな客が乗り込んできて自分の後ろに座る、この恐怖はストレスとして心と体をむしばみます。 そういうわけで、タクシー運転手の妻はまず不規則な勤務態勢を覚悟した上でそれをバックアップし、そしてメンタルなケアを同時に行うよう、なかなかの内助の功が求められます。 それでいて、社会的地位が比較的低いという悲しい現実があります。 いかも有名人や偉い人は、よくタクシー運転手を殴ったり、罵声を浴びせたりしてトラブルが記事になることもあります。この辺りも理解した上で、結婚相手として検討すると良いでしょう。