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口のクサイ人というのは居るものですが、「いつもクサイ人」と「たまにクサイ人」が居ます。後者は、歯みがきの時間がなかったか、前の日にニンニクでも食べたかと、仕方ない面もあります。しかし、いつもクサイ人は、迷惑ですね。
そういうわけで、いつもクサイ人は論外なのですが、たまにクサイ人には、「今日あなたクサイよ」ともし知らせてあげることができれば、本人のためにもなりますし、良いですね。しかし逆に、これほど面と向かって指摘しにくいこともありませんので、非常に悩みます。
このようなときには、それとなく次のように言ってみるのも一案です。「あくまでも一般論だけど、口がクサイ人って、自分で分かんないのかな?」……これで、敏感な人なら分かります。しかし、敏感すぎる人だと、「何その遠回しな言い方、むかつく!」とかえって怒らせてしまうこともあります。
角が立ちにくいのは、「お昼、餃子食べた?」
などの軽いノリの質問です。これは悪気が感じられませんし、仮に口臭の問題になったとしても「悪いのはあなたじゃない、餃子だ、ニンニクだ」ということになるので、丸く収まるのです。普通の人は、これで「ああ、私の口から何らかのにおいがして、餃子を食べたと思われたのだな」と理解しますから、指摘としては十分な内容です。
口臭は、本人以外の周囲みんなが気になっているはずなので、示し合わせて、「餃子食べました?」を別々に言うようにすれば、さすがに本人は気がつくでしょう。
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