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下がった事象は1回でも、含み損なら毎日悲しい [間違いだらけの株式投資]

 
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 では、事例から見てみましょう。
下手を打って、買った株がみるみる200万も下がってしまった。
失った200万円は同じ200万円で、それは一回のこと。
それなのに、そのことで毎日、悔しい。

「今日株が下がったことが悲しい」
というのなら、下がらなかった日は、悲しくはないはずだ。

しかし、
「自分の株が買ったときより下がっていることが悔しい」
となると、昨日今日の株価がどう動こうが、
買値に戻るまでの間は、毎日必ず悲しい。

笑っちゃうでしょ?

事件はたった1件なのに、
ダメージは毎日なんだ。

それは、過ぎてしまったこととは言い切れないからなんだよね。

気持ち的には、
毎日200万円ソンしている。
そのくらいの精神的ダメージを継続的に受けるんだ。

「200万円ソンしちまったぜ!」
じゃないんだ。

今日も「あーあ、200万円もソンしている」
明日も「あーあ、200万円もソンしている」

ね、200万円×365×余命
分ソンしたのと同じような、イヤな思いをするんだ。

「それでも株やりますか?」
 買った株が下がって、例えば10万円損している状態なら、毎日毎日、10万円損している気分になるのです。でも、損が確定するのは売ったときですから、売ってしまえば「ああ、10万円損した」で終わり、解放されます。

 売らない限りは、毎日、10万円損した、と思う。
所有期間がn日間なら、n×10万円、「損した」と感じるのです。でも、精神衛生上は、売ってしまった方が良さそうですね。

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