楽しく読めて役に立つ、オール書き下ろし記事でお送りする新しい事典
「なるほど事典」は、毎日早朝7時前から新着記事をリリース。通勤・通学のおともに、ぜひブックマークを!
>> 「もやし」は安いが健康に悪い?
>> 自業自得の寿司業界、回転寿司と宅配チェーンにやられ……

喉がくすぐったくて、咳が出る [止まらない咳]

 
スポンサーリンク
 カゼを引いて寝込んで、熱が下がって体調が回復したように見えても、咳(せき)だけは意外に長引いて困ることがあるものです。咳は、本人が苦しいのはもちろんですが、周りから見た風邪の症状として一番激しいものでもあります。「咳するなら、寄らないで」「あっち行け」といった冷たい視線が胸に刺さりますね。

 風邪から回復した後に続く咳は、ゴホゴホと濡れたような湿った咳の場合もありますが、これは風邪が治っていないか、気管支炎の可能性もあります。

 しかし、のどに「くすぐったい」「こそばい」ような感覚が残り、咳を抑えられないケースもあります。この場合、空咳のような咳のことが多いですね。

 風邪といえば上気道の炎症ですから、治癒してくることにより痛みがかゆみ、そしてくすぐったい感覚に変わるのは、ケガが治るときと同様ですから別に不思議ではありません。喉は、空気の通り道で、呼吸をしている限りずっと風にさらされているようなものなので、ずっとくすぐり続けられているようですから、たまりません。

 そんなときに対策としてオススメしたいのは、
冷たい風が喉を通らないようにするため、室温を上げ、マスクをすること。これで、冷たい風が喉を刺激してくすぐったいということを、防ぐ効果があります。

 蜂蜜は、濃いめの砂糖湯などで喉を潤して、喉が直接空気に触れないようにすることも効果的です。

 あまり長く続く場合は、原因が、風邪による炎症ではなくアレルギーである場合もありますので、耳鼻咽喉科を受診して、アレルギーの薬をもらうと改善することがあります。

お酒と咳止め せき止め薬とアルコールの副作用

スポンサーリンク
は編集部のオススメ記事です。