ラーメンは放射能と縁遠いメニューのように思えるかも知れませんが、そうでもありません。まず、魚介系とされる魚粉や魚介だしの入ったラーメンは、汚染された魚が溶けている可能性があり、当然危険です。

　もやしも、危険食材の一つです。特に首都圏では、栃木県での生産が多いため、若干心配があります。

　しかし、本当に心配なのは、むしろ、キクラゲです。とんこつラーメンに多く入っていますね。キクラゲは、きのこですから、放射性物質を吸収しやすく、高度に汚染されている可能性があります。ラーメンの具に使われるアラゲキクラゲは、日本でも栽培されていて、原木栽培もあれば、野生のものもあります。

　とはいえ、大半は中国からの乾燥輸入品だということなのですが、これも心配です。そもそも、中国自体が、シルクロードでの大気圏核実験により元もと放射能に汚染されている地域が広く存在しますし、それ以外でも工場排水などによる土壌への影響、重金属や環境ホルモンなどでの汚染があるわけです。

　キクラゲが好きな人は仕方がないでしょうが、 「入っているから食べてるだけだ」という程度の人は、箸をつけない方が安全でしょう。キクラゲは、トッピングとして追加しなくても、標準で添加されることが多いので、是非気をつけたいですね。