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ケンタッキーフライドチキン(KFC)のオリジナルチキンは、大変に美味しく人気がありますが、普通のいわゆる「唐揚げ」と異なり、骨が入っています。慌てて食べて、この骨や小骨を間違って食べてしまう、飲み込んでしまうといった、誤飲事故のないように気をつけなくてはなりません。これが理由で、基本的に乳幼児にはケンタッキーは与えるべきではありません。カーネルクリスピーやナゲットなど骨のないメニューで代替しましょう。
一般的に、鶏の骨は縦に裂けやすいので、犬やねこに与えると消化器官に刺さる恐れがあり危険とされています。人間の場合、骨を歯でかみ砕けば気づくのでそのまま飲み込むことはないでしょう。しかし、小さい骨は運悪く一度も歯に触れることなく、気づかずに飲み込みやすいのも事実です。最も大切なのは、慌てて食べないことです。理想の咀嚼回数は、一口に付き30回とも言われます。ゆっくり噛んで食べましょう。
飲み込んでしまった場合は、まずそう感じたとしても、衣の堅い部分なのかも知れません。喉の奥を通った感触だけでそう感じた場合には、骨であるとは限らないでしょう。
しかし、小骨とは言えない明らかに大きな骨を飲み込んでしまった場合は、
迷わず病院に行くべきです。何センチもある骨だと、胃酸で消化できるとも、小腸を無事通過できるとも限りません。胃袋に留まっている間は内視鏡で取り除けますが、小腸に移行してしまうと内視鏡での対応ができない恐れがありますので、早めの受診がポイントとなりそうです。
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