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鎌倉に行きたいが、津波の危険性は?

 
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 東日本大震災以降、津波の恐ろしさを身を以て知ることになった私たち。南海トラフ地震が起きたときの、太平洋沿岸の津波は大変な被害をもたらすでしょう。湘南海岸が津波の観点から危険であることはもはや共通認識ですが、鎌倉・江ノ島・城ヶ島などの観光地もまた、同じです。津波が怖いという人たちからは、敬遠されがちでしょう。

 江ノ島や城ヶ島は、正に危険にひとことでしょう。50m級の津波が押し寄せたら、逃げ場がありません。避難路は橋だけですし、運良く橋を渡り抜けても、そこから高台まではまた走らなければなりません。

 鎌倉も、歴史的には大仏や鶴岡八幡宮も津波の被害を受けたことが分かってきているそうです。鎌倉は、三方が山に囲まれて天然の要塞を成していますが、これが守りに適して源頼朝がこの地を選んだことは有名です。しかし、津波警報で逃げる際には、これが徒になり、逃げ道が少ないことが心配ですね。海岸沿いの道を通って避難するわけにもいきませんから、多くの人が北上する道に殺到するでしょう。

 鎌倉に観光に行く際には、市役所が配布している防災マップ、
避難所マップを携帯していくと良いでしょう。また、ビニール製の浮き輪は、携帯性に優れ、いざというときに役に立つかもしれないので、持って行くのも手でしょう。

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