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美容院でシャンプーをしているときに、「かゆいところはないですか?」「流したりないところはないですか?」とスタッフが質問してきます。頻繁に取り上げられるネタですが、一体これにはどのように答えたらよいのでしょうか?
テレビ番組などでは、このネタは時折取り上げられ、中にはヘアサロンに隠しカメラまで設置して、お客さんの反応を分析したりしています。そして、「答えようがない」とか、「かゆいところがあっても言いにくいので言わない」とか、そういう結論が多いようです。
一方、関西地方では、床屋などでも「かゆいところはないですか?」と聞かれたら、「全身がかゆい」と答えるのが一種のお約束になっているそうです。さすが、「もうかりまっか」「ぼちぼちでんな」が挨拶のお国柄と言えるでしょう。
しかし、こんな受け答えを関東地方でしたら、間違いなく、“どん引き”されてしまいますね。
かゆいところがあれば、言えばいいのです。「てっぺんのちょっと左」とか言えば、そこをかいてくれるので、「あ、そこよりもうちょっと前です」などと調整してもらえば、ちゃんとかゆい場所にたどり着きます。
一方で、「流したりないところはないですか」という質問の方は意味不明ですね。
お客さんには見えないのですから、シャンプーが残っているかどうか分かるはずもありません。そして、洗髪しているスタッフ自身が一番良く分かるはずなのですから。
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