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昨今のスレンダー志向の高まりを受けて、女性に対し「細いね」「痩せてるね」と言うのは、それだけで「褒め言葉」としての文脈で使われることが多く、お世辞でも乱発されます。
自分の体重は自分が一番良く知っているのに、決して自分が特別痩せている方ではなくても「細いね」「痩せててうらやましい」などと言われるケースがあります。どのように受け止めたらよいのでしょうか?
一つには、人は印象で語るということです。実際に痩せているよりも、痩せているような雰囲気の方を重視します。端的に言うと、体型に関わりなく「痩せ顔」というのは存在し、これがその人を「痩せている」という印象を与えることがあります。お笑いコンビ「ハリセンボン」の箕輪はるかは、その典型でしょう。彼女は良く見ると骨太です。
もう一つは、単純に、お世辞です。といっても、太っている人に対して「痩せてるね」
とお世辞を言っても単なる嫌味か皮肉にしかなりませんから、標準かそれ以下程度に痩せていると判断されたからこそ、そのようなお世辞を言ってもらえるのです。要するに、大げさに褒めているというだけのことです。
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