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ダイオウイカ、リュウグウノツカイなどの普段は深海にしかいないとされる生物が、日本中の海で相次いで捕獲されています。当然、何か良くない天変地異、とりわけ大地震の前兆なのではないかと心配する人も多いでしょう。
冷静派の人たちは、海水温の変化などをあげ、オカルト的な説を否定しようと躍起になっています。
しかし、タレントのさかなクンは、かなり冷静な分析をして見せました。今は深海生物ブームのような状態で、普段なら漁師が捕獲しても(食べないので)そのまま海で捨ててきたものを、わざわざ持ち帰って発表しているだけなのだと。簡単に写真が撮れるスマートフォンの普及も大きく関係していることでしょう。要するに、増えたわけではなく、前から良くあることだが、それが取り上げられるようになっただけだというのです。
いかにも冷静な分析ですね。この理屈だと、
岸に打ち上げられるものについても、昔は見向きもしなかったが、今は「やれ、ダイオウイカだ」と大騒ぎしてネットに写真を載せたりするので、目立つだけなのかも知れません。
ダイオウイカ、リュウグウノツカイのニュースを見るたびに「大地震近し」震え上がっていた人も、こう考えると、心が落ち着くのではないでしょうか?
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