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一人称に「自分」を使う若者たち

 
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 最近は、自分自身のことを指して、「おれ」「ぼく」「わたし」等と呼ばず、「自分」と表現する若者が増えています。率直に言って、変ですね。

 一人称が「自分」。……これで思い出されるのは、何と言っても往年の刑事ドラマ「西部警察」です。西部署の刑事達は、みな自分のことを「自分」と言っていました。

 「団長、自分にやらせて下さい!」
 しかし、一人称に「自分」を使うのは、若年層に多い傾向が見られますので、当然、西部警察世代ではないですね。一体どうしたことでしょう。

 一説によると、自分のことを「自分」と呼ぶのは、自己の確立が不十分な人たちであり、「おれ」「ぼく」「わたし」等とは恥ずかしくて呼べない、呼びたくないからだといいます。つまり、「照れ」であり、「甘え」であると。そこで消去法的に出てきたのが「自分」なのでしょうが、本心で言えば、一人称自体を使いたくないのかも知れません。

 関西では「自分」は二人称に
使いますから、混乱の原因になりかねません。十分注意したいものですね。

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