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「予断を許さない」は慣用句ですが、「予断」とは、前もって判断することです。文字通りの解釈では、「予測不能」「どうなるか分からない」という事になります。
実際には、「成功するとは限らない」「達成できるとは言い切れない」などの、「良い結果になると予測してばかりはいられない」という場合によく使われます。「楽観できない」という意味です。
「予断」は「油断」と発音が似ています。ですから、「まだまだ、油断は禁物だ」というような意味合いも込められて来たのかも知れません。でも、「油断を許さない」ではなく、「予断を許さない」が正しいのです。
「予断を持たずに」の使い方もすることがあります。予断を持たずに、の意味は、
あれこれ予測を立てずに、先入観無しに、という事でしょう。「予断を持たずに検証を進めていく」……当たり前ですね。
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