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手荒れは、手の全ての部位に生じ得ますが、なかでも、手の甲側の、爪が生えてきているちょっと手前のあたりが赤くなってかゆくなり、時としてひび割れてしまい、悩んでいる人がいるようです。
こういった症状も乾燥と加齢によるものと考えられますが、ステロイド外用剤が良く効きます。しかし、かゆいからと言ってステロイドを塗っていると、まるで依存症のようで、望ましくないですね。
皮膚のバリヤ機能が弱くなっている場合には、保湿のために「プロペト」(ワセリン)をこまめに塗るようにしましょう。
しかし困ったことに、夜寝ている間は、こまめに薬を塗るなんてできませんね。
寝るときには、第一に加湿器を使うことですが、それでは不十分です。綿の手袋を買ってきて寝る際に必ず着用すると良いでしょう。症状の出やすい指が1~2本なら、ティッシュをまいてテープで留めておくだけでも効果があります。
ドラッグストアで売っているような、市販の保湿剤や保湿クリームは、
添加物が多く刺激になり、症状を悪化させることがあります。できるだけ添加物のない「プロペト」のようなものを利用すると良いでしょう。
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