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鈴鹿熊牧場の惨状こそ、動物虐待施設

 
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 秋田県の八幡平クマ牧場でクマが施設内に脱走し、従業員が死傷する事故が起きました。以前から、エサが足りていないなど、劣悪な飼育環境が指摘されていたということですが、そういうことなら、どうもこの分野では“王者”がいたようです。

 三重県の鈴鹿にある「熊牧場」なのだそうですが、ここはもう、ネットで調べると、相当多くのブロガーが、「ひどすぎ」「虐待だ」と指摘しているのです。

 まあ、まずもって、「牧場」
というネーミングが考え物なわけです。実体は、動物園であり、しかも動物たちにとってその環境は、動物園以下。昔で言う見せ物小屋の、クマ版に過ぎない。

 日本は元々、各地に熊が野生で生息しており、飼育についても、自然で生きているくらいですから、気候もあっており、キリンやゾウを飼うのに比べれば、だいぶ簡単なのでしょう。ですから、けっこう簡単に参入してしまうといった背景があると思われます。

 しかし、入場料で熊たちを食わせることができないのであれば、それはもう、廃園にするのが妥当なのでしょうね。

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