「なるほど事典」は、毎日早朝7時前から新着記事をリリース。通勤・通学のおともに、ぜひブックマークを!
かつては六本木といえば、余り便利とは言い難い路線である日比谷線しか乗り入れておらず、渋谷からバスかタクシーも比較的一般的なアクセス手段でした。そこへ、都営大江戸線が開通し、新宿駅から直通で行かれるようになってずいぶん利便性が増したものです。
しかし、「乗り換え案内」などの類で所要時間を調べる際に、気をつけなくてはいけないことがあります。それは、大江戸線の六本木ホームは極端に深く、地上まで10分ぐらいかかるということです。
大江戸線は概して地中深くにありますが、なかでも六本木のホームは、汐留方面行きで地下42mと、地下鉄ワーストの深さです。花金の夕方ともなるとエスカレーターにも人がつかえ、エスカレーターに乗るまで3分、乗ってからも5分、さらに階段、
とかなりの時間を要します。10分というのはそれほど大げさではありません。
話は変わりますが、ロンドンの地下鉄などは、大型のエレベーターがあり、数十人が乗り込み可能で、ホームから改札階までの大量輸送をしています。エスカレーターも3基以上が並んでいることが多く、運転速度も速いですから、日本の地下鉄もぜひ見習って欲しいですね。
は編集部のオススメ記事です。