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宮益坂と道玄坂の違い [渋谷あれこれ]

 
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 渋谷は坂の多い街だと言われます。なかでも、渋谷を理解するのに必ず覚えなくてはいけない2つの坂は、宮益坂と道玄坂です。これを言われて場所がピンと来るようになるまでは、渋谷の街では迷ってしまうかも知れません。

 宮益坂と道玄坂は、厚木・大山街道の旧道と取れる道路の一部であり、道としては、同一の道路の異なる区間(坂)です。

 東側つまり都心側が、宮益坂です。青山通りから分岐し、渋谷駅に向かって下り坂となります。渋谷駅は西側が発展していますので、宮益坂は落ち着いた雰囲気で、駅前もハチ公側ほどの賑わいはありません。

 ハチ公からシブヤ109の分岐を経て左側の上り坂が、道玄坂です。
道玄坂は町名(住居表示)にも採用されていて、渋谷の街の核心部は、宇田川町と道玄坂です。道玄坂を上ると、再び国道246号に合流します。

 この2つの坂が作る谷間のあるのが、渋谷駅です。駅の地下を流れている渋谷川によってこのような地形になっていると考えられます。

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