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小沢一郎 夫人の手記は果たして本物なのか?

 
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 消費税増税法案の採決が近づき、小沢一郎は党議拘束に造反して否決する見通しになっているが、ここへきて、夫人の手記と称するものが支援者に出回り、波紋を呼んでいます。それによると、小沢一郎は放射能が怖くて逃げた、こんな人間に日本をしょっていけるわけがない、ということです。

 まずまっとうな人間なら、この時期にこんな手記が出てくるというのは謀略を感じざるを得ず、かえって怪しいと考えるのが普通だということです。

 まず最も素直に考えて、夫人は、隠し子やら何やらで小沢一郎に積年の恨みがあり、もっとも彼にダメージを与えるタイミングを狙って、あることないことをぶちまけて、要するに夫婦ゲンカに周囲を巻き込んでいるにすぎないということ。

 しかし、一部憶測に寄れば、夫人は認知症が進んでおり、反小沢とされる勢力がそそのかして、あることないことを夫人に書かせたのだといいます。これは信憑性がありますね。もっとも、これはまだ好意的な解釈で、書いたのが夫人でないという可能性も十分あります。筆跡を似せるなど、本気になって組織だってやれば、できないことはないでしょう。

 それにしても、
内容が「放射能が怖くて逃げた」では、検証がしようがない、本当かウソか分からぬ話。単に移動したことに対する、理由付けの問題に過ぎませんから、真相は本人のみ知る話でしょう。しかし、このタイミングのこの手記が思惑に満ちて出てきていることは確かですから、あまり真に受けず、受け流すのが適切でしょう。

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